「全国学校・園庭ビオトープコンクール2023 発表大会」を開催しました
日中の大半を過ごす学校や園に、子どもたちが日常的に自然と触れ合う場をつくり、活かす「学校ビオトープ」「園庭ビオトープ」の取り組み。その事例が集う「全国学校・園庭ビオトープコンクール2023発表大会」が、2024年2月4日(日)に開催されました。
当日は、秋篠宮皇嗣殿下と悠仁親王殿下のご臨席のもと、上位5賞の取り組みの発表や表彰式などを行いました。悠仁親王殿下のご臨席は今回が初めてです。
また来賓として、安江伸夫文部科学大臣政務官、朝日健太郎環境大臣政務官、こやり隆史国土交通大臣政務官、マルティン・フートドイツ連邦共和国大使館首席公使にご挨拶をいただきました。
会場となった東京国立博物館の大講堂には、全国から約400人が集まりました。
│発表大会プログラム│
・開会 開会の挨拶
秋篠宮皇嗣殿下のおことば
来賓のご挨拶(文部科学省、環境省、国土交通省、ドイツ大使館)
・表彰式
・上位5賞の取り組みの発表
・講評 高田研氏(元都留文科大学教授)
・受賞校・園との交流
上位5賞受賞校・受賞園による取り組みの発表は、YouTube でご覧いただけます。児童、生徒も参加しての熱意あふれるプレゼンテーションをぜひご覧ください。
全国学校・園庭ビオトープコンクール2023発表大会 YouTube
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秋篠宮皇嗣殿下のおことば
開会式では、秋篠宮皇嗣殿下におことばをいただきました。全文はこちらのPDFをご覧ください。
[PDF]
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文部科学大臣賞 福島大学附属中学校(福島県福島市)
特に体験活動や学習活動の内容・成果で秀でているとして表彰されました。ビオトープ設置の提案、校内コンテストを通じたデザイン決め、維持管理の体制、授業での活用のあり方など、全てにおいて、学年横断的に生徒が主導し、時間をかけながら、ビオトープをつくり育てています。
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環境大臣賞
(福)堺ひかり会 登美丘西こども園(大阪府堺市)
特に野生の生きもののすむ「ビオトープ」の質で秀でているとして表彰されました。園児には、グラウンドよりビオトープが必要と、地域の小さな里山づくりをコンセプトに、園庭にビオトープづくりを開始しました。保護者や地域住民を積極的に巻き込み、園児の環境教育の場づくりを展開しています。[YouTube]
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国土交通大臣賞
千葉市立稲毛第二小学校 (千葉県千葉市)
特に人と自然が共存するまちづくりに繋がる点で秀でているとして表彰されました。海岸地区の埋め立ててできた住宅地の中にありながら、20年以上かけて、地域の自然を創出してきました。今や、ホタルやアカガエル、モクズガニなどが自生し、生物多様性に富み、自然と触れ合う地域の拠点にもなっています。[YouTube]
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ドイツ大使館賞
(学)東京内野学園 東京ゆりかご幼稚園 (東京都八王子市)
特にユニークな学習・体験活動を行っているとして表彰されました。特別緑地保全地区の隣接地に園を設置し、園庭にビオトープを創出しました。隣接する林から、ムササビが訪れたことをきっかけに、ムササビを題材に「環境」や「表現」などの領域での学習活動を積極的に展開しています。[YouTube]
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日本生態系協会会長賞 大阪市立瓜破西小学校 (大阪府大阪市)
特に地域とのパートナーシップの観点で秀でているとして表彰されました。校内に草地を中心とした自然体験エリアを設け、教職員・保護者・地域住民からなる「瓜西ネイチャークラブサポートネット」と協働しながら、維持管理を進めています。また、カリキュラムの中で、企業や大学と積極的に連携しながら、多様な教育実践を展開しています。
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